バイクのふるさと浜松とその見どころについて
浜松市では太平洋戦争後、本田宗一郎が本田技術研究所を設立し、その後浜松市内には30社を超えるバイクメーカーが設立されました。
当時の日本楽器製造(現ヤマハ)が開発したオートバイが爆発的な人気となり、各社が世界的ブランドとしての地位を築きました。
浜松市は、まさにバイクのふるさとと言えます。
「バイクのふるさと浜松」は、2003年から毎年浜松市で行われている交通安全の啓発やバイク産業と文化を盛り上げるためのイベントです。
主催は浜松市で、スズキ二輪、ホンダモーターサイクルジャパン、ヤマハ発動機販売が協賛しています。
ステージイベントでは、仮面ライダーショーやトークイベントが開かれます。
第一展示場には、ホンダ、ヤマハ、スズキの最新モデルの展示や国内・海外のバイク販売コーナー、バイク用品販売コーナーなどがあります。
展示の中にはレアなバイクもあり、60cc2サイクル空冷単気筒エンジンであるダイヤモンドフリー搭載の実車を見ることもできます。
第2展示場には、浜松市災害バイクボランティアコーナーや鈴鹿耐久レース参戦マシン、レジェンドライダースーツの展示などがあります。
第3展示場は木工モーターバイク製作体験コーナー、キッズバイクづくりワークショップなどがあります。
屋外会場では二人乗り体験&インストラクターデモ走行、親子バイクスクールが開かれたり、バイクメンテナンスコーナーが設置されます。
会場には交通安全啓発コーナーや自動車教習所協会コーナーなどもあり、バイクを安全に乗るために役立つことも学べます。
バイク好きの方はもちろん、お子さん連れでも楽しめる内容になっています。
開催時期の目安とアクセス
開催日は、毎年バイクの日である8月19日の周辺の週末に開催されています。
2020年はコロナの関係で中止になり、2021年はオンラインで開催されました。
2022年は通常と異なり、10月15日(土)と16日(日)の開催となりました。
2023年の開催についてはまだアナウンスがありませんが、例年通りであれば8月中に行われると予想されます。
会場は、2022年は通常と異なり浜松オートレース場でしたが、それ以前は毎年、浜松市総合産業展示館で開催してきました。
浜松市総合産業展示館は東名高速道路浜松IC出入口に近くにあり、浜松インターから浜松方面に走ると1分で到着します。
新東名高速道路を利用する場合、浜松浜北ICから浜松方面に20分走ると到着します。
会場には、400台を収容できる無料の駐車場があります。
浜松駅からバスを利用する場合は、10番乗り場から「78産業展示館」行きに乗り、「産業展示館」で降りてください。
所要時間は20分から25分です。