スズキの歴史を深く知ることができる
スズキは日本を代表する大手企業で、1909年の創業から数々の製品を生み出しています。
現代では車や船外機などを幅広く生産していますが、創業当時は鈴木式織械株式会社という社名の繊維メーカーでした。
そんなスズキが発展していった流れを楽しく知ることができるので、車のファンはもちろん子供の見学にもおすすめです。
歴史館ではこれまで時代の流れとともにどのような製品が作られてきたのかが、展示品やパネルで学べるようになっています。
これまでの車歴を一度にチェックできるので、見どころ満載の歴史館です。
有名なスイフトやワゴンRはもちろん、他では見られない絶版車の展示もあります。
体験型の展示物が人気
スズキ歴史観には、体験型の展示物が用意されています。
2階にあるフライトシミュレーターは、特に子供から人気です。
さらに、車がどのように生み出されているのかが分かる展示物もあります。
デザイン設計や施工に至るまで、一つひとつの工程を知れるのが魅力です。
製造工程をイメージしやすいよう、実物サイズの組立ラインをモデル展示されています。
迫力満点の展示物は、まるで実際に工場を見に来ているかのような気分に浸れるでしょう。
その他にも3Dを使ったシアターもあり、自動車が生み出されていく過程を一から学べます。
また、時期によっては体験型のイベントが開催されています。
過去にはおもちゃのホイーラや3Dフォトフレーム造りなどが行われており、子供連れの見学者から人気です。
友達同士や親子で一緒に手作りを楽しめるでしょう。
スズキが生まれた遠州地方に触れられる
この歴史館では、スズキ本社が存在する浜松の魅力についても知ることができます。
浜松市近郊は遠州地方と呼ばれていて、これまで過去に多くの文化が生まれています。
そんな遠州地方で生まれ育った偉人の紹介を、パネルで簡単に知ることができます。
さらに浜松は、航空自衛隊発祥の地であることでも有名です。
航空自衛隊が実際にどんな活動をしているのかや、その歴史についても紹介されています。
アクセスについて
スズキ歴史観は、浜松駅から車で10分ほどの場所にあります。
JRを利用した場合は高塚駅を降りて、10分ほど歩けば到着です。
また、遠鉄バスなら、スズキ入り口という名前の停留所があるので、歴史観の前で降りることができます。
ホームページには地図が掲載されていて分かりやすいです。
開館時間は9時から16時半で、事前の予約が必要になります。
歴史観へ行ってみたい場合は、前日までスタッフへ問い合わせておきましょう。
入館料は無料となっており、毎週月曜日は休館日です。
夏季や年末年始などのお休みについても、ホームページに案内があるので、見学の際はチェックが必要です。