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浜松の粉ものといったらコレ!「遠州焼き」

遠州焼きは浜松のソウルフード

日本国内にはお好み焼きやたこ焼きなど、様々な粉もの料理があります。
その中でも遠州焼きは、浜松で定番の料理として住民から親しまれてきました。
まだ資源や食べ物などがあまり無かった時代に考えられた料理ですが、現在でも多くの人の心を掴んでいます。

遠州焼きのベースは小麦粉や卵などで、お好み焼きに使われているのと同様です。
そのため、自宅でも簡単に作ることが来ます。
子供から大人にまで人気がある食べ物なので、お家で作ってみるのもおすすめです。

遠州焼きの具材

お好み焼きの生地にたっぷりの具材が入っていますが、特徴的なのが浜松の特産品であるたくあんのみじん切りです。
たくあんなら低価格で、どの家庭でも簡単に手に入れられます。
ご飯のお供に優れた漬物ですが、粉ものに入れても素晴らしい主役になります。

その他の具材はネギや紅ショウガなど、一般的な粉モノでよく使われている具材となっています。
赤や緑などで色鮮やかな見た目は、食欲をそそられるビジュアルです。

遠州焼きの食べ方

遠州焼きは全ての具材を混ぜた後、鉄板の上で焼くだけで完成します。
広げた後は触らずにそのままにしておくのがポイントです。
触ると形が崩れやすくなり、綺麗に仕上がらなくなります。

片麺をしばらく焼いたら裏返し、しょうゆやウスターソースなどで味付けをします。
その際にお好みで青のりや鰹節などをかけても美味しいです。
味付けが終わったら生地の両端を折りたたんで、丸まった形に整えて完成です。

食べる際はヘラや箸などを使って、自分の食べやすい大きさに切ります。
お好み焼きよりも薄い生地でできているので、包んだり切ったりしやすいです。

遠州焼きの味とその魅力

なんといっても他の粉ものには使われていない、たくあんが魅力です。
ポリポリとした食感と濃厚な甘さがアクセントとなり、何度も口に運びたくなるような味わいとなっています。
少し大きめにみじん切りすれば、よりたくあんの美味しさをダイレクトに味わえるでしょう。

また、粉ものと言えば濃厚なソースを使うイメージが浸透していますが、遠州焼きは醤油やウスターソースなどをかけて食べるのであっさりした系統です。
優しい味わいは一つひとつの具材の味をそのまま楽しめるため、途中で飽きてしまうことはありません。
しかもお酒との相性も抜群で、おつまみとしても活躍します。

とても美味しい遠州焼きは、浜松の専門店で気軽に食べられます。
観光に来た際は、ランチやディナーなどに食べてみませんか。
また、遠州焼きの作り方はとてもシンプルです。
鉄板が家庭にない場合はフライパンでも作れるので、自宅で食べてみたい場合は挑戦してみてはいかがでしょうか。